質の高い本物の景品が求められている

景品という言葉は賞品やおまけといった表現と混同されがちですが、消費者庁によって明確に定義されています。消費者庁によると顧客を誘引する手段や、事業者が自己の供給する商品やサービスに付随するものを景品としています。つまり、おまけという言葉とそれほど差がないことが分かります。しかし、過剰に価値の高いものをおまけとして配布すると、そのために消費者が高額な商品を買うことになってしまうことがあります。事業者が提供する商品やサービスに比べてあまりも高価なおまけを用意することは好ましくないとされています。従って、金銭的な価値が高いものでは無く、特定の層に強く人気を持っているものをおまけにすることが有効と言えます。その内容次第で売り上げを大きく左右することもあります。

どんなおまけを付けると効果的なのか

景品は消費者を強く惹きつけるものなので、価値の高いものを用意したいと考えるのは当然です。しかし、ただただ価値の高いものを用意するだけではコストがかかるばかりであまり効果的でありません。おまけとして品物を渡しつつ、しっかりと利益を確保することが重要です。例えば1万円相当のギフト券を自社の商品に付随して販売したとします。1万円相当のギフト券は誰にとっても1万円の価値があります。これはあまり効果的なおまけにはなりません。1万円のギフト券に価格や商品が見合っていれば売れて、そうでなければ売れないという単純な図式になるからです。理想のおまけとはある特定の層がその原価より、遥かに高い価値を見出してくれるような物です。ターゲットを絞ることが肝要となっています。

特定の層を惹きつけることが大切

例えばあるキャラクターのぬいぐるみを景品にしたとします。そのキャラクターが好きな方にとっては大きな価値があり、そうでない方にはあまり価値のない物です。すると、そのキャラクターが好きな方を強く惹きつけることができます。自社の商品に興味のなかった方を顧客に引き込むチャンスになります。ただ、特定の層をターゲットにするということはその分厳しい目でチェックされるということでもあります。クオリティが低ければすぐに見抜かれてしまいます。ぬいぐるみ、フィギュア、模型などは特定の層を惹きつけやすく、一方で質の良し悪しが出やすいものです。極めて質の高いものを用意すれば、ファンを強烈に惹きつけるだけでなく、話題性にも繋がり思いもよらない効果が現れる可能性もあります。